日曜日、子どもと家の近くを歩いていると、オオイヌノフグリ、ホトケノザなどの春の花がたくさん咲いていました。
東京では、桜の開花が発表されましたね
外に出ると、春の風を感じて心がウキウキします。
それに伴って・・・くしゃみが止まりません。
私は花粉症です。
小学校6年生の時から、かれこれ20年以上花粉症です。
毎年、この季節は辛い。
皆さんは花粉症の症状はありませんか?
また、私のように、くしゃみがとまらない、鼻水が出る、といった季節性の鼻炎もありますが、中には1年中、慢性的な鼻づまりがあるという方もいます。
慢性的な鼻づまりがある方は、自覚症状がある方と、自覚症状がない方もいます。
慢性的に鼻がつまっているため、鼻がつまっていることに気付きにくいのです。
そこで、
・口が開いていることが多い
・いびきをよくかく
・夜中や朝方に目が覚めてトイレへ行く
・おねしょをすることがある
・夜、突然起きてしまうことがある
・寝ている間に呼吸が止まることがある
などに当てはまる場合は、自覚症状がなくても、鼻がつまっている可能性があります。
そのため、さわやか歯科では耳鼻科への受診をすすめたり、鼻をかむ練習をするように声をかけたりしています。
歯科から耳鼻科を紹介?
歯科で鼻をかむ練習?
何の関係があるの??
と思われるかもしれませんが、慢性的な鼻づまりは、身体への影響だけでなく、子どもの場合、顎の成長に影響を及ぼすということが、先行研究でも明らかになっています。
実際に、さわやか歯科で歯の矯正治療を始める子どもたちの8割に、鼻づまりの自覚症状があります。(2019年さわやか歯科調べ)
子どもたちの口を育てていくためにも、鼻が通っていることは重要です。
必要であれば耳鼻科への通院、鼻をかむ練習、是非皆さんも取り組んでくださいね。
歯科衛生士 辰巳光世
【参考文献】
1)黄川田 徹, こんなに怖い鼻づまり!, ちくま新書, 2013.
2)黄川田 徹, 鼻のせいかもしれません, 筑摩書房, 2015.

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