6歳臼歯は、乳歯列の奥に生えてくる大人の歯

乳歯列の奥に生えてくる大人の歯を「6歳臼歯」(第一大臼歯)といいます。

6歳臼歯は、1番奥の乳歯の後ろ側に生えてきます。

生える時期は、5歳6か月~7歳6か月頃のことが多いようですが、個人差があります。

(ちなみに私の娘は4歳半で生えてきたのでめちゃくちゃ早かったです!)

乳歯が生えるのが遅かった場合、永久歯が生えるのも遅い傾向があります。

6歳臼歯(第1大臼歯)は、 噛む力が一番強く、食べ物を噛みくだく大切な歯です。

また、上下の歯の噛み合わせを決める重要な歯です。

6歳臼歯は、むし歯になりやすいので注意!

6歳臼歯がむし歯になりやすい理由を以下に述べます。

【生えはじめたことに気づきにくい】

1番奥の乳歯のうしろ側に生えてくるため、 生えはじめたことに気がつかないことがあります。

【生えはじめはみがきにくい】

6歳臼歯の生えはじめは手前の乳歯の背が高く、 6歳臼歯の背が低いため、歯ブラシが届きにくく上手にみがくのが難しいです。

また、6歳臼歯は、歯ぐきの下に隠れている時期が長く、完全に生えるまで時間がかかり、汚れやすいためむし歯になりやすい傾向があります。

【 噛み合わせの面が複雑でみがきにくい】

6歳臼歯は、噛み合わせ面が複雑で、 溝も深くなっています。

そのため、 汚れやすくみがきにくいため、 むし歯になりやすいとされています。 

6歳臼歯が生える頃になったら、子どもさんのお口の中を注意深く観察してあげてくださいね。

6歳臼歯をむし歯から守るために・・・

★ヘッドが小さい歯ブラシでみがく

生えはじめの頃は、歯ぐきに炎症が伴うことがあります。

歯ぐきに炎症があるときは、歯ブラシを当てると痛みを感じるので、歯ブラシのヘッドが小さめで柔らかい毛の歯ブラシを使用するのがおすすめです。

歯みがき方法としては、小さめの歯ブラシを、頬の方から横に入れて、 6歳臼歯の噛み合わせ面をみがきます。 歯ブラシは毛先を歯面にあてて、小刻みに動かしましょう。

また、6歳臼歯の溝の部分が見えてきたら、ワンタフトブラシも使いやすいのでおすすめです。

★フッ化物配合歯磨剤やジェルを使用する

フッ化物は歯の質を硬くし、 むし歯になりにくい歯にしてくれます。

特に生えたばかりの歯には効果的だと言われています。

また、歯科医院でフッ化物を歯面に塗布したり、シーラントを行うこともむし歯予防に有効です。

まとめ

生えたばかりの6歳臼歯は、溝が深く、生えきるまでに時間がかかることから、むし歯予防のためにしっかりケアすることが大切です。

毎日の歯磨きに加え、歯科医院での予防処置を行いましょう。

また、歯ブラシの当て方など、ケアの仕方がわからない時は歯科衛生士に聞いてくださいね。

一生使う大切な大人の歯を、一緒に守っていきましょう!

歯科衛生士 辰巳光世