皆さんは、1日に何回歯磨きされていますか?

歯磨きは、お口の健康を維持するために、とても大切なことです。

しかし、最近は、新型コロナウイルスの感染拡大を懸念して、給食後の歯磨きをしない学校も多くあるようで、「むし歯になったらどうしよう」と心配されている保護者の方も多くいらっしゃいます。

私の娘も、小学校に歯ブラシを持って行ったことがありません・・・

では、実際、1日に何回歯磨きするのがいいのでしょうか?

今回は、歯磨きの回数について調べてみました。

日本人は、1日に何回歯磨きしている?

2016年の歯科疾患実態調査によると、1歳以上では、毎日歯磨きする人の割合は95.3%であったと報告されています。

その内、1日1回磨く人は18.3%2回磨く人は49.8%3回以上磨く人は27.3%という結果でした。

また、毎日歯磨きする人の割合は年々増加傾向にあり、1日2回以上磨く人の割合が、1969年では16.9%だったのが、1987年には54.6%と半数を超え、2016年には77.0%となりました。

歯磨き習慣に対する意識は、年々高まってきていますね。

1日に何回、歯磨きすればいいの?

日本歯科医師会では、「食後の歯ブラシは可能であれば毎食後を目標に行いましょう」と、毎食後の歯磨きを推奨しています。

小児歯科学会でも、「慣れてきたら毎食後、習慣となるように徐々に回数を増やしていきましょう」と、毎食後の歯磨きを推奨しています。

厚生労働省では、「むし歯予防に効果的な方法として、1日2回以上」を推奨しています。

さて、皆さんは1日何回歯磨きされていますか?

いつも、きれいなお口で

最近では、1日1回しっかり歯磨きをしていれば良いという考え方もあるようですが、食事の度にお口の中は汚れます。

そこで、さわやか歯科では、毎食後の歯磨きを推奨しています。

「食べたら磨く」という食後の歯磨きの習慣を身につけて、できれば、いつもきれいなお口でいることを心がけたいですね。

さらに、歯磨き時にフッ化物配合の歯磨剤を使用することにより、むし歯予防効果は高まります

お仕事の関係で昼食後の歯磨きが難しい方もいらっしゃると思いますし、給食後に歯磨きを実施していない学校もあります。

その場合は、朝晩の歯磨きをしっかりしましょう。

時間がなくて朝の歯磨きができないという方は、あと3分だけ早起きしましょう!

歯磨きの時に大切なこと

歯磨きの時は、歯ブラシがきちんと歯に当たっているか、歯の汚れが取れているかも重要です。

今回は、歯磨き回数について調べましたが、歯肉炎・歯周病においても、歯磨きはかなり重要です。

効果的な歯磨きの方法について、またお伝えしていきたいと思います。

歯科衛生士 辰巳光世

【参考文献】
厚生労働省. 平成28年歯科疾患実態調査結果の概要. 2016.