こんにちは、KUMAKOです。
暖かい日が多くなり、綺麗なお花もたくさん咲き始めましたね!
先日、かじぃと春を感じていた時、菜の花畑で一生懸命働くミツバチを見て、「働き蜂は女王蜂のためによく働いているな~。」という会話をしました。
私たちには女王蜂はいません。
では、何のために働いているのでしょうか。
そんな事が気になり、まずはミツバチについて調べてみました!

社会性昆虫の最高峰と言われているミツバチの社会
ミツバチの社会は、高度に組織化されています。
「自分たちの社会を維持する」という目標があり、その目標のために、ミツバチの間では役割分担がされています。
その役割を柔軟に運営することで、生き残り=環境適応能力を発揮しているのだとか。
女王蜂も群れの一員
女王蜂にも、産卵という仕事があります。
女王なんて呼ばれるため、位が高いと思われがちですが、実は特別な系統があるわけではなく、幼虫の段階で大量の餌を与えられたものが女王蜂になります。
そして女王蜂は、生涯を産卵にだけ費やします。
一方、働き蜂は1か月ほどの寿命の中で体の生理機能を変化させ、それに伴い仕事も変化させていきます。
羽化してすぐは巣の掃除。
子育て、巣作りを経て最後に花粉・花蜜を集めに外に出ます。
基本の流れがありつつ、仕事に柔軟に対応する。それが働き蜂!
「今、自分に出来ることはなに?」
ミツバチの社会は多様性にあふれ、群れを存続させるために、一匹一匹がそれぞれできる事を一生懸命やりながら作りあげています。
育児を担当するミツバチは、女王蜂が卵を産む時期以外は、育児の仕事はしなくて良いため、蜜を集めに行く蜂たちと一緒に、蜜を集めに行くことができます。
それぞれの状況に即して、働き蜂は個体差を生かして調節していきます。
今、自分にできることを考え、自分の仕事を自分から探しに行くことにより、群れの存続に繋がるのです。
何のために働くの?
ここまで、ミツバチは環境に適応し、群れの存続のために働くというお話をしました。
私はこのミツバチの社会を調べてみて、人間の社会における会社と似ているなと感じました。
「この会社をもっと良くしよう。」
「次の世代にまで繋げよう。」
と頑張っている会社はたくさんあると思います。
また、私たちの場合は、「また来たい、通いたいと思ってもらえる様な歯科医院にしよう!」と、歯科医師、歯科衛生士、歯科助手などスタッフみんなが思うこと。
そして、歯科医院の大きな目標に対して、それぞれが“今、自分にできることは何か”を考え、行動することによって、より良い歯科医院となり、存続して患者さんのお口を守ることができるのではないかと思います。
以前、理事長の北村先生から“方向性”についてのお話を聞きました。

社員の数だけ小さな目標、考えがあります。
みんなが良い歯科医院にしようと思っていても、向かっていく方向性がバラバラでは意味がありません。
それぞれ働く理由は色々あるけれど、患者さんのために、歯科医院のためにという思いを持ち、みんなが同じ方向を向かっている職場で働くということは、とても働き甲斐があり、自分の成長にとても繋がる。
そして、自分が成長することで、患者さんへ安心安全を提供することができる。
とミツバチについて調べてみて、学びました。
歯科衛生士 KUMAKO
【参考文献】
http://www.works-i.com/serie/ikimono/detailoo3.htm(閲覧日:2021/03/26)

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