お口を育てる“4つのお約束”の3つめ、『正しい姿勢』について、歯科衛生士KUMAKOが担当します。

猫背の姿勢で椅子に腰掛けている

お尻を前方にずらして座っている(仙骨座り)

足をブラブラさせて座っている

そんな姿勢をしている子どもたちを見かけませんか?

さわやか歯科でも、「うちの子、姿勢が悪くてお口が開いているんです。」と、保護者の方からよく聞きます。

1.悪い姿勢は、むし歯や歯並びに関係がある!?

悪い姿勢は、むし歯や歯並びに関係していることを知っていますか?

そのカギを握っているのが、呼吸です。

呼吸は本来、鼻で呼吸をする“鼻呼吸”を行いますが、何らかの原因により、口で呼吸をする“口呼吸”を行っている場合があります。

例えば、口呼吸の原因のひとつとして、“鼻づまり”が考えられます。

鼻がつまっていると鼻で呼吸ができないため、口呼吸をします。

口呼吸をする時は、気道を拡げるため下顎を前に出し、猫背のような姿勢になります。

また、猫背のような姿勢になると胸が圧迫されるため、呼吸がしにくくなります。

そこで、酸素を多く取り込もうとするために、口呼吸になるともいわれています。

(実際に試してみてください。正しい姿勢で口呼吸をすると少し苦しくないですか?逆に、猫背で口呼吸すると息をするのがラクになります。)

このように、姿勢と呼吸が関係しているのです。

そして、口呼吸によりお口の中が乾燥すると、唾液の力で歯が守れず、むし歯のリスクが高くなります。

また、歯は頬と舌の間に並んでいるのですが、成長途中の子どもたちに口呼吸の習慣があると、顎の成長にも影響し、歯並びが悪くなることがあります。

鼻呼吸がしにくいと感じたら耳鼻科に行くことをおすすめしますが、正しい姿勢を意識することも試してみてくださいね!

2.どちらがかっこいい姿勢?

そもそも正しい姿勢とはどんな姿勢でしょうか。2枚の写真、どちらがかっこいい姿勢ですか?

3.正しい姿勢を意識してLet`s Try!

では、立って正しい姿勢を一緒に実践してみましょう。 

骨盤が立っている    

膝が伸びている

上から糸で引っ張られているように意識して首を伸ばし、顎を引くのがポイントです!      

正しい姿勢になりましたか?

4.足の裏を床につけるだけ!勉強中も食事中も正しい姿勢をキープ!

正しい立ち姿勢が分かったら、次は座って正しい姿勢をキープしましょう。

勉強中や食事中に足を組んだり、足が床につかずブラブラさせたりしていませんか?

足の裏をしっかり床につけることで、正しい姿勢をキープできます。

足が床につかないお子さんには、踏み台を足元に置き、しっかり足の裏を床につけることが大切です。

身長に合わせて、踏み台の上にまとめた新聞紙や雑誌を置き、高さを調節してみてください。

5.バレリーナの姿勢が良いのは髪型!?

私は小学生の頃、バレエの先生に、「おしゃれしてお出かけする時は、可愛い髪型で良いけれど、勉強や体を動かしたり集中する時は、邪魔にならないように髪をまとめなさい!」と言われたことがあります。

確かに小学生の頃、顔の横に髪の毛が垂れている髪型や、髪の毛が目にかかっている髪型が流行っていたのですが・・・

どうやら、髪型も姿勢と関係しているようです。

髪の毛が目にかかると、それをかばって首・体が傾き、悪い姿勢に繋がります。

バレリーナのように髪の毛を全てカチカチにまとめなくても、邪魔な髪の毛はゴムでくくったり、ピンで止めましょう。

そして、特別なお出かけの日は、とびっきりのおしゃれをして出かけよう!

まとめ

悪い姿勢は、見た目が悪く、やる気がないようにも見られがちです。

さわやか歯科に来院した子どもたちが悪い姿勢だと、元気?しんどい?嫌なことでもあったの?そう聞きます。

逆のことも言えます。

姿勢が悪いと気持ちも沈んでしまうかも。

しんどくなってしまうかも・・・

明るく元気になるためにも、正しい姿勢が良い!と私は思います。

しかし、いきなり正しい姿勢で生活するのは難しいです。

まずは、鏡の前で骨盤は立っているか、膝は曲がっていないか、顎は引けているか、座って足の裏は床についているかを確認し、鼻呼吸を意識していくことが大切です。

意識して、意識してやっていたことが次第に、無意識で出来るようになっていくのです。

そして、正しい姿勢が一番楽な姿勢となり、かっこよく!かわいくなりましょう!

歯科衛生士KUMAKO

さわやか歯科の内観