私の悩みを、聞いてください。
歯がしみます。
すごくしみます。
「え?歯科衛生士なのに?むし歯ですか?」
違うんです。
知覚過敏なんです。
“知覚過敏”よく聞くけど、つまり何なの?
知覚過敏とは、簡単に言うと、「冷たいもの・甘いものなどを口にした時や、歯磨きの時などに、歯がしみる症状」のことです。
私は、歯磨き後にうがいをする時や、冷たい飲み物を飲む時に、上の奥歯のほっぺた側がすごくしみます(泣)
私のように、冷たいものがしみる方はいませんか?
歯ブラシが歯に当たった時、ピリっとすることがある方はいませんか?
そんな方は、お口の中がこんな状態になっているかもしれません。
“知覚過敏”が起こる歯の状態
●歯ぐきが退縮している
歯磨きの力が強かったり、歯ブラシの当て方が間違っていたり、歯ぎしり・くいしばり、歯周病、そして加齢などによって歯ぐきの退縮は起こります。

●歯ぐきに炎症があり、歯周ポケット(歯と歯ぐきの間の溝)が緩くなっている

●歯が削れている
歯ぎしり・くいしばりによって、歯が欠けてしまったり、削れたりします。

●歯の表面が溶けている
酸っぱい果物をよく食べる、お酢をよく飲む、炭酸飲料をよく飲む、逆流性食道炎などにより、歯の表面が溶けます。

このように、様々な原因によって、知覚過敏は起こります。
そして、それぞれの原因や状態により、対処方法が違います。
もし「歯がしみることがあるなぁ」と思った方は、一度歯科医院を受診されてみてはいかがでしょうか?
歯科衛生士 かじぃ

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